仮面ライダー響鬼

第1回の冒頭にて、
「ギョエー!『うたう!大龍宮城』が始まっちゃった!」
と衝撃を受けた新ライダー(笑)。こういう、最初っから普通じゃないものしか作る気無いようなヤンチャな作品は好きです。第2話では『仮面ペーパードライバー響鬼』であることも判明。この調子で毎回なにかしら「えーっ!?」と言わせるムチャをやって欲しいですね。


それに主人公像の描き方もよい。やはり藤岡氏の時代から、ライダーというのは
「お兄ちゃん以上オジサン未満」
的存在であり、子供らが「大人になったらこんな人になりたいな」と思わせるとこが無いといけませんね。「ライダーキックは真似しちゃダメだぞ」って諭す言葉が似合うような。
今回の主人公の響さんは、言動の格好つけぶりは宮内洋さんを思い出させるほどで、しかし周囲の空気とはどこかズレているズッコケ三枚目。でも正義の味方を気取る以上、いざという時に弱音を吐いたり格好のつかない真似だけは絶対にしない男!
五代雄介を思い出させるいい主人公になりそうです。